起立性調節障害とは

起立性調節障害とは

起立性調節障害とはおもに小学生高学年から中学生にかけて起きやすい症状です。

循環器系の異常がきっかけで起こるもので、立ち上がろうとしたときに血圧が下がってしまったり、心拍数が高くなることで、様々な不調や症状を引き起こします。

それまでは元気に朝を起きれていたはずなのに、何かをきっかけにして朝起きることが困難になり、急に学校に行けなくなってしまう、学校に行けたとしても昼からでしか行けない、というようなことが起きてきます。

また頭痛やめまいなどの症状も併発することも多いのが特徴です。

周りからはただやる気がないように見えてしまい、頑張るようにせかされてしまい、かえって症状の改善が遅れてしまう、といったこともおこりがちです。

学校に行きたいと思っているが、どうしても行くことができない。そんな自分を責めてしまい、どうしたらよくわからない。といった感情を抱えていることも多いです。

起立性調節障害の本当の原因とは

病院では「ストレスによるもの」「自律神経の乱れ」「そのうちよくなってくる」といった説明を受けることが多いのではないでしょうか。

確かに上記の内容に間違いはありませんし、当院でも自律神経の調整も行います。ただ、起立性調節障害は自律神経の調整だけではすぐには改善はしないのが現状です。

 

そのうち良くなるといって何もせずにただ待っているのは、非常に辛いことですよね。

そこで当院で着目しているのが、「内臓」です。

内臓の中には「副腎」という重要な臓器があるのですが、この副腎はストレスに対抗するためのホルモンを出してくれます。

ところが、生活習慣などでこの副腎が疲労してしまい、ストレスに対抗できなくなってしまい、朝が起きにくくなってしまう、といったことがおきてくるのです。

そこで当院はこのような流れで施術をおこなっていきます。

頭蓋骨の調整

まずは頭蓋骨の調整を行います。

頭蓋骨の中には自律神経が含まれています。起立性調節障害でお悩みの方の多くはこの自律神経が乱れていることがほとんどです。

頭蓋骨はわずかな動きですが、拡張したり収縮の動きがみられます。自律神経が乱れている方は、この動きが非常に小さくなっています。

触られているくらいのソフトタッチでの施術をおこない、頭蓋骨の動きや配置の調整をしていきます。

 

内臓

上記でもお伝えしましたが、起立性調節障害でお困りの方は確実と言っていいほど内臓も疲れています。

内臓が疲れているだけでも、メンタル的な症状が出てくることがよくありますし、内臓の施術をおこなわずして、原因不明の症状を改善させることは非常に難しいのです。

頭蓋骨の施術と同じようにソフトな施術で内臓の状態を改善させていきます。同時に内臓に負担をかけないような生活習慣の指導もおこなってまいります。

このように内臓と自律神経を調整することで徐々に改善していき、朝も楽に起きれる日も出現していきます。

症状が起きる頻度もだんだんと減っていき、改善がみられるようになっていくのです。

あなたやあなたの家族が本当に困っている状況だったとしても、そのようなことは関係ありません。
的確な対応によって起立性調節障害の症状は必ず改善していくのです。

まずは一度お気軽にご相談ください。

とし鍼灸整体院(旧 とし整骨院)